マイベストショット

 日韓フォーラムでは、学生たちが、期間中に自分が一番心に残った場面を写真に撮り、その写真をもとに感想を発表する「マイベストショット」という試みを続けています。
 このコーナーでは第1回の韓国ソウル、第2回の広島でのマイベストショットの一部や、感想を紹介します。当時参加した学生たちの多くは、新聞や放送などの記者として、いま全国各地で取材に走り回っています。

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【MyBestShot】「今、広島と向き合う」

年々被爆者が減っていく中、これまでのような原爆や戦争の悲惨さを伝えるだけでは不戦を誓った先人たちの思いが後世に届かないと考えます。 なぜ広島は原爆を落とされたのか、日本は他国に何をしたのか、という問題にも向き合うことが不 […]

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【MyBestShot】私は絶望しました

まず、73年前の8月6日に私は広島にいるとしたら、たった一瞬で物事すべて消え、世界壊滅による絶望を感じ取りました。 熱線、黒雨、放射線など多くの聞きなれない言葉一気に頭の中に突き込んできて、言葉すら理解も及ばずなのに、さ […]

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【MyBestShot】国籍を超えた灯篭流し

2日目(8月6日)の自由時間に班のメンバーを含めた9人で灯篭流しに行きました。 流す際灯篭にメッセージを書くことができたので、日・中・韓それぞれの言葉で「世界平和」という文字と、それぞれの名前を書いて流しました。 それぞ […]

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【MyBestShot】タイトルなし

当時、私の「マイベストショット」は、とある会社の入り口にキャンプが林立されている抗議運動の写真を提出し、「すべては権利のため」をテーマとして発表した。(文字は権力だったが、実は権利のほうがふさわしいと思う) こういうリア […]

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【MyBestShot】タイトルなし

「京都人にとって、先の大戦は応仁の乱」… 私の住む京都にはそんなうわさがある。11年も続き町が廃墟になった応仁の乱に対し、大都市であったのに空襲の被害が少なかったことが、うわさが立つ理由だろう。しかし決して戦争と無縁だっ […]

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【MyBestShot】「宿舎の夜に国境は無し」

 ソウル市長との面会、在韓メディアの訪問、板門店ツアー、ナヌムの家訪問・・・。日韓学生フォーラムを振り返ると、いかに濃密な内容であったかを思い知らされる。行く先々で自らの無知を痛感した。  私は大学で韓国語を学んでいたた […]

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【MyBestShot】「寒い冬」はいつ終わるのか?

 慰安婦問題はなかなか解決できないです。まさに「冬」の時期で、一体いつ「春」が来ますか? 問題を解決するため重要なのは、日本政府はもっと正式な謝罪することと賠償が必要です。日本側はある「声」があります。主張しているのは「 […]

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【MyBestShot】「漢江の夕日を眺めながら感じたこと」

 この写真は、ナヌムの家を訪れた後に移動中の車内から見た漢江の夕日です。ナヌムの家を訪れる前は当然、元従軍慰安婦であるハルモ二達に会ったことはありませんでした。そのため初めてハルモ二達に会ったわけでしたが、若者である私達 […]

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【MyBestShot】タイトルなし

ご高齢で必ずしも体が自由に動くわけではないなか、傷がついた足をいっぱいに高く持ち上げ、良い意味で感情的にご自身の体験や考えを語ってくださったイ・オクソンさん(写真右)ら元「慰安婦」の方々との面会が心に残っています。「『法 […]

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【MyBestShot】南北の対立のリアル

自宅でテレビを見ている。北朝鮮兵士が、軍事境界線を越え韓国に亡命して6日が経過した。その数日前には、銃撃戦があったその場に自分もいたことを考えると身が震える。 軍事境界区域は至る所に、監視カメラが設置されている。静寂の中 […]

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