【MyBestShot】「漢江の夕日を眺めながら感じたこと」
この写真は、ナヌムの家を訪れた後に移動中の車内から見た漢江の夕日です。ナヌムの家を訪れる前は当然、元従軍慰安婦であるハルモ二達に会ったことはありませんでした。そのため初めてハルモ二達に会ったわけでしたが、若者である私達に必死に当時の状況、胸のうちを訴える姿に言葉はわからなくとも伝わってくるものがありました。同じ女性として普通に暮らして、家庭を持つことがどんなに羨ましいことか、ひしひしと感じました。そしてハルモ二が何度も発言していた「日本人が憎いわけではない。日本政府が憎い。」という言葉が印象的でした。少女達を人間のように扱わなかった当時の日本政府、そして事実を認めようとしない現代の日本政府。この言葉こそが元従軍慰安婦問題の事実だと思いました。
そして今回のフォーラムで強く感じたのは、机の上だけの勉強では限界があるということです。事前に勉強していても実際にハルモ二達に会うと初めて知ることばかりで、もっと知りたいと思いました。自分の目で見ること、現場を知ることがいかに重要かを感じました。
(匿名希望)